「&」の未来のために。今こそ僕らの頑張り時

中部支店 支店長 牧宏之

「&(アンド)」でなら、人の役に立つ、やりがいのある仕事ができる

私のモットーは「仕事は楽しくやろうぜ!」。これは、私自身の仕事に対するポリシーでもあります。中部支店のメンバー19名、みんなの笑顔があふれる現場づくりを、支店長として心掛ける日々です。

 

現在当支店では、ケーブルテレビ関連業務の他、国交省や地方自治体の公共工事案件を多数手掛けています。公共工事というのは、例えば、国道沿いに道路情報板を設置したり、道路や川を監視するカメラを設置したり、防災行政無線の装置を設置したりする、いわゆる、地域インフラ、ライフライン整備の仕事です。高山を拠点に、三重県、静岡県、長野県、滋賀県など、広域で業務を展開しています。

 

私自身も、若い頃からずっと公共工事案件を中心に担当してきていまして、20代後半で初めて主任技術者として現場を任された時の苦労と達成感は今でも忘れられないのですが、こうした、人の役に立つ仕事に携われることは、「&」で働く中での一つの喜びであり、やりがいでもあります。

 

実はこれは、私が25年前にうちの会社に入社することを決めたきっかけ、動機でもあるんです。私はここ高山の出身なのですが、私が高校生の時に、現会長が私の学校に来て授業をしてくれたことがあったんです。その時に聞いた、「人のための仕事」という会長の言葉が、当時の私の中に強烈なインパクト、イメージとして残りまして。高校卒業後、2年間短大に通ったのですが、結果的に「&」に就職し、現在に至ります。もしも私が今、高校生たちに話をすることになったとしても、きっと会長と同じようなことを話すと思いますね。「『&』でなら、人の役に立つ、本当にやりがいのある仕事ができるよ」と。

オフの時間も満喫できる、高山という土地の魅力

もう一つ、私が「&」に入社し、25年経った今でも働き続けている理由があります。それは、「&」がここ高山にあるということです。

 

高山の生活は自然とともにあります。それが高山の魅力です。夏はわりと涼しく、夜は響きわたるカエルの鳴き声がうるさいほど(笑)。山登りもできますし、川では鮎も釣れます。一方、冬は雪が多く、どこもかしこも一面白銀の世界。夜は本当に「しんしん」と音を立てながら雪が降り積もり、朝は「雪またじ」(=雪かき)で1日が始まります。この作業、私は案外苦じゃないんですよね。さらに、春と秋には、日本三大美祭の一つに挙げられている高山祭が。これがあるから私は地元・高山を離れたくないといってもいいほど。ずっと祭りに関わっていたいという理由で地元の企業に就職している人も少なくないですね。

 

休日には、家の田んぼの草刈りをしたり、畑を耕したり、我が家は冬に薪ストーブを焚いているので、雪が降る前に薪割りもします。あとは時々、趣味の海釣りも。ずっと山に住んでいるので、海への憧れがあるんですよね。日本海へは、車で2時間も行けば抜けられます。実は先日、釣りでちょっといいことが。仕事で石川県に行った時に、宿泊先のホテルの前が港ということで、あまりよくないんですけれど(笑)、釣り竿を会社の車に積んで持って行ったんです。そうしたら、その日宿泊したホテルの目の前の海で2キロのアオリイカが釣れてしまって。決してうまい方じゃないんで、偶然なんですけれどね。うれしかったです(笑)。

 

こんな感じで、高山での暮らしは四季を通じて何かと忙しいのですが、街の人が体験できないようなことはできていると思います。

5人の同級生メンバーで&を盛り上げる

現在、弊社は創業50年を超え、世代交代の時を迎えています。私を含め、同い年のメンバー5名が、2018年に社名が「三愛通信設備株式会社」から「&」に変わったのと同じタイミングでそれぞれ役職に就いたこともあり、以降、これからは私たちの時代だと、力を合わせて会社を盛り上げ、チャレンジを続けています。頼れる仲間がこれだけいるというのは、本当にいい環境ですし幸せですね。

 

そんな中で私たちが大事にしているのが、社員間のコミュニケーションです。これは、工事業務を安全に、効率よくこなしていくためにも必要なこと。私も日頃からしっかり相手の顔を見て会話することを心掛け、部下たちにもその大切さを伝えるようにしています。

 

また、次の世代を育てていくことも私たちに課せられたミッションです。私自身も、これまでに上司や外部の協力会社の方々から多くのことを学ばせてもらいましたので、今度は私が、そうして身に付けた技術やノウハウを惜しみなく次の世代に提供し、一人前に育てあげ、同時に、彼ら、彼女らが今の私たちの立場になった時に困らないような環境づくりにも注力していきたいと思っています。

 

ただ、私自身、管理職として力不足な部分がまだまだあるんですよね。本当は現場が好きなもので。そこは今後も、自分自身の課題として、向き合っていきたいと思っています。